今月になってから朝夕の温度差が激しく、春需の疲れもたまっているのか体調が狂う。朝夕の寒暖差による乾燥肌、黄砂・PM2.5による鼻炎、風邪ではないのだろうが、先日は熱も出た。やっとの連休、自転車に乗ろうと考えていたが、自転車は持たず、霧島の湯治宿に向かった。最近は予約電話(だいたい当日午前中にする)でも、名前を言うと「毎度ありがとうございます」と言われるようになった。宿に着いても宿帳には氏名を記入するだけで済むし、部屋まで案内される事もなく、部屋番号を告げられるだけである。勝手に部屋に行き、勝手に温泉に浸かる。勝手に布団を敷き、勝手に自炊して寝る。何もしてくれない事が最高のサービスなのである。おかげでゆっくりする事ができた。時間ができたら自転車で行くのもいいかな等と考える。えびのから登っても、栗野から登ってもきついだろうと思う。 |
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さてさて、そんな自転車旅行に欠かせないもの、それがバッグである。昨年末、あるパニアバッグを購入していた。日本一周用などと大げさなものではなく、1週間程度の旅行用と考えて購入した。そんな訳で容量はそう大きくない。日本一周用でもこれより少し大きいくらいのものを考えている。大容量のバッグもあるが、あまり荷物が多いと走る快適さがスポイルされるし、後ヘビーになると前が浮いたりしてバランスも崩れる。 |
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今回のバッグのいいところは価格が安い事(8800円くらい)、オレンジラインが入っていて、自転車の色に合う事(見方によっては郵便局職員の制服にも似ている?)、それに脱着が容易なことである。片方をキャリアに取り付け、もう片方をそのバッグと連結するのである。宿に着いても、後から付けたバッグだけすぐに取り外す事ができる。ショルダーベルトも付属しており便利だと思う。フロントバッグではキャリアにバッグ下部を止めているが、これがなかなか外しにくい。そんな事を考えるとこの方式は便利だと思う。 |
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実際、これを「人吉旅館」時に使用した。一泊、それも旅館泊まりなので、そうたいした荷物も必要ない。それでもバッグがぺしゃんこだと絵にならないので雨は降らないと分かっていてもカッパや小型のバスタオルを詰めて出かけた。久々にパニアバッグを付けて走ると、昔の走行を思い出してきた。先ず、バッグを付けていると立ちこぎができない事である。できない事はないが、自転車を左右に振ることができにくいのである。比較的軽いものを積んで出かけたにも関わらず、そんな按配である。荷物が増えた時にはもう少し違ったぺダリングになってくる。 |
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今回、雨は降らなかったものの、使ってみて気になった点がある。雨の時には要注意かもしれない。上蓋を開けると普通だったら左右に小さな蓋(何と呼ぶのだろう)があるはずだがない。これでは進行方向から雨が侵入してくるのではないか?と云う気がする。荷物は全てビニール袋に入れる必要があるかもしれない。走り終わって見るとバッグの底に雨が溜まっている、想像するといやな気分になる。一度、実験しなければならないかもしれない。 |
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ところで、長らく続けてきた「清ちゃんのオーバーホール日記」だが、そろそろピリオドを打とうかと思っている。300回を超えると読む人も読みにくいのではなかろうかと云う気もする。また、300回「御礼」時にも書いたように、個人的にも少しまとまった時間が欲しい。コレクションにしても、まだまだ変なモノを持っている。変速機やブレーキなどの部品もそうだが、完成車でもイタリアで作っていた頃の幼児用ビアンキ、22か24かは忘れたが子供用のロードレーサー(チューブラータイヤである)等、まだまだある。それらを引っ張り出すためにも時間が必要なのである。今後のやり方はまだ考えている最中であるが、一応、上記の点だけは、ここに告知しておく次第である。 |