原油価格も上がり、ガソリン代も高騰してきた。クルマ通勤者には痛い出費がかさむようになってきた。これを機会に自転車で通勤という人も増えてきた。家にあるママチャリでという人達もいるが、新しく買い直そうという人達も多い。体の脂肪も気になるという人も少なくない。特定の自転車屋さんに出入りしているとか、自転車好きの職場の同僚がいるならまだしも、そうでない人にとっては自転車選びも、どう選んでいったらいいのか迷いがあると思う。 |
|
|
以前にも書いたが、先ず、どのような車種に乗りたいのかを絞ることから始まる。通勤用だけにするのか、サイクリングもするのか、休日のサイクリングだけにするのか、目的を決めることである。通勤用にとマウンテンバイクを買って、しばらく乗っていたら、細いタイヤの自転車によく抜かれる。タイヤを細いものに交換し、走りが軽くなるとギヤ比がもの足りなくなり、リヤのスプロケットを換え、それでも足りずにフロントチェンホイルやディレーラーを交換し、何万円もかけた挙げ句、自転車を買い直すといった人もいる。 |
|
|
こんな人は例外ではなく、結構多い。原因は相談する店や人が周囲にいないという事にある。何事もそうだが、買う前には情報収集をする。雑誌、インターネット、いろいろ見ながら、だんだんイメージが膨らんでいく。先ずは予算である。20万円あれば20万円クラスの自転車を選びそうになる。だが、ちょっと待ってほしい。以前も書いた事があるが、自転車だけでは済まないのである。他にウエアや部品・用品も考慮しておかなければならない。 |
|
|
確かに自転車さえあれば乗る事はできる。最初はスニーカーで踏むのもいい。ただ、少し経つと必ずそれでは済まなくなってくる。ウエアだってそうである。ジーンズにトレーナー、何を着ていても走ることはできる。ずぶの素人がスポーツ車に目覚め、そこそこのレベルに達するのにはそう大した時間はいらない。早い人で半月もたたない内にシューズやウエアを言ってくる。 |
|
|
先ずは一台目を購入することである。走っている内に脚力やテクニックがいつの間にかついてくる。必ず一台目にはあきたらなくなってくる。ポジションを見つけるための改造から、性能を追求するための改造にはしるようになってくる。ある程度までいったら、自転車を買い替えればいい。スーツだって、3着作って、自分のものになってくる。走りを向上させるのにはお金がかかる。それが趣味というものである。 |