先日、関東の方から越してきたというお客さんがあった。話している内に、熊本の交通マナーで話しが盛り上がった。私自身も熊本に来て最初はいろいろ驚かされた。第一にウインカーを点けない車が多い。点けても遅い。曲がる直前に点ける。ひどいのは曲がり始めてから点ける。車線変更時にウインカーを点ける車も少ない。前の車がいきなりブレーキを踏む。えっ!と思うとそれからウインカー点滅である。実際、こんな具合だから追突事故もあちこちで見受けられる。 |
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ライトもなかなか点けない。暗くなっても点けない。雨で暗くなっている時も点けない。グレーの色の車等は近づいてから驚かされる事がある。自転車や自転車を積んで車で熊本に来られる方には要注意である。他県に来て交通事故にあうなんて最悪である。 |
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この他にも、平気で右車線を遅い速度で走る車も多い。これは他の府県でも時折、見られる。関東だとパッシング、関西だとクラクションで注意を促したりされるが、熊本の場合はどちらをやっても無駄である。後ろに何十台繋がろうが、避けてはくれない。本人は法定速度だけを守って走っているつもりである。最後尾はパニックブレーキである。そのくせ、黄色から赤になった直後の信号は守らない。(笑) |
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いずれにしても、県外から来た方々は、このような事を頭に入れて自転車に乗ったり、車の運転をしてほしい。要は周囲の状況を見ない運転をしている車が多いのである。これは他府県でも同様だが、自転車だと思って、目の前を右折する対向車、左折巻き込みには注意してほしい。自転車は遅い、と見られている。実際、小さく見えるので遠くに感じるのもある。一時停止をして、自転車を確認したのに出てくる車も少なくない。 |
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相手が車だと、けがをするのは自転車に乗っている方であるし、壊れるのも自転車の方である。昔、私もこれでコルナゴをパァにした事がある。また、北陸でもリムが曲がり、旅を断念した事がある。体は大丈夫でも、帰路での精神的な落ち込みは相当のものである。熊本にやってきて開放感を味わうのもいいが、前述の事も思い出してほしい。本当に楽しい旅行を味わうために・・・。 |