3月になった。すでにメーカーによっては2009年モデルで生産終了といった車種が出始めている。全く、どうなっているのだろう。春になり、温かくなって自転車を買って乗ろうかとした矢先、すでに生産終了である。年内いっぱいとは言わないが、せめて夏過ぎまでは供給体制を整えてもらえないだろうか?来年モデルは円高のおかげで多少、安くなる。早いところ来年モデルに切り替えて、売りやすくしようと考えている所もありそうである。 |
|
|
さてさて、今回も使っていないルーフキャリアが出てきた。いずれ使おうというつもりで購入していたものである(しかし、このようなものが多い!)。2セット分ある。キャリアベースは市販のスーリーやテルッツォ等を使えばいいようになっている。サンレモと書いてあるが、製造はボトルゲージ等で知られているエリートである。エリート製品はデザインセンスが個人的には好きである。意外と日本には入ってきていない商品もあるが、ヨーロッパでは同社製品はよく見かける。 |
|
|
ツールドフランスなどのヨーロッパのレースで、選手達の後ろで走るチームのサポートカーはかっこいい!集団の中を駆け抜けていく姿もドライバーの運転技術の高さを見てとれる。そのサポートカーの上に積んである自転車もいい。そんな姿にあこがれてルーフに自転車を積んでみたい。誰しも思ったことである。ところが、経験した方には分かると思うが、運転するのに結構、神経を使う。横風があるとハンドルをとられる。風がなくとも空気抵抗が増え、とばせない。高速道路を走る場合には要注意である。 |
|
|
それよりいやなのは自転車が汚れることである。以前、試合前には白いバーテープを巻くと書いたが、前面だけが汚れる。途中、雨が降ろうものなら前日に磨きに磨いた自転車が悲惨な状態になっている。走る前に気持ちが萎えてしまってしまう。自転車を汚さないためには、やはり車内積載が望ましい。今はメーカーオプションで専用のものが出ている車種もある。ただ、2台位しか積めない。2人で行くにはよい。自転車をルーフに積む良さはルーフに4台(車種にもよるが)、乗員も4人乗れることである。 |
|
|
昔、カンパニョロホィールを履いたシビックシャトルに乗っていたが、後席を倒せば、車内に前後車輪を外したロードを7台積めた。ルーフに2台、計10台収納できた。別にハイエースワゴンがあったのでルーフに積む必要はなかったが、結構、役にたった。実業団のレースではトラックとロード、トラックも追い抜き用やスプリント用と各自2台、ロード1台、一人3台を持っていく。さらにスペアの車輪、工具やローラー台、シューズ等の荷物、ものすごい量になる。いつも試合の度に頭を悩ませていた。いろんなレースに参加されている方、走っている選手も大変だが、このような裏方の苦労も察して下さいね。 |