前回のヌーボーレコードの写真を見て、あの上下の黒いボルトは何だ?と知人からメールをもらった。よくは覚えていないが、FTのボルトだったと思う。ボルトを黒にしたのもあって、本体プレートも黒に塗ったものである。しかし、よく見ているなぁ等と感心する。軽量化のためには鉄部分をアルミに変えることがてっとり早い。今でもそんなパーツが売られている。 |
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写真のものはハブのアフターパーツである(左はディレーラーのチタンボルト)。実はこのセットにはハブ軸もあった。これらで組み付けて走っていたら、ある日、どうも車輪がおかしい事に気がついた。外してみるとハブ軸が折れていた。このパーツ、イタリアで入手していたものである。玉押しやロックナットを組み付ける際に何か変だと思っているのだが、材質が軟らかいものだった。 |
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市場ではいろいろなアフターパーツが売られている。カラーコーディネイトのため、軽量化のため、それぞれ楽しいものの、リスクもあるという点も頭にいれておいてほしい。先のハブ軸、まだハブ軸だったからクイックで締め付けていたからいいようなものの、クイックのナットが割れていたら、とんでもない結果になっていたかもしれない。今でも、ディレーラーのプーリーを替えたら変速が悪くなった等の話を聞く。粗悪品もある。メーカーに言ってもクレームの対象にはならない。 |
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素材や加工といった、パーツそのものの問題もあるが、それ用のパーツ(互換性)か、それを組み込む技術の問題なのかもある。締付力が弱いとか強すぎたりしただけでも性能を発揮できなくなる場合だってある。いずれにしてもこの季節、分解したり組み立てたりするのは楽しい。炬燵に入ってあれこれやっていると時間の経つのも忘れてしまう。 |
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それにしても、寒くなってきた。この時期、自転車で走ると昔の傷が痛む。傷といっても、捻挫である。練習中に落車して足首等を捻挫したことが何度かある。医者にも行っていたが、若かったせいか、治ったような気がして通院を止めた。今、考えると完治していなかったのだろう。おかげで、ある時期から、寒い冬には長距離は走れなくなってしまった。このような人も多いと思う。こんなことにならないように、落車後の治療は完全にしておくことを老婆心ながらお薦めする。 |