やっと熊本も梅雨が明けた。いよいよ熊本特有の暑い暑い夏がやってきた。いつものように逆療法で自転車に乗る。休みで、気合いを入れて家を出たのだが、1qも行かない内に後輪がパンク。引き返そうかとも思ったが、チューブを交換して走った。ところが5qくらいでまたパンク。タイヤサイドが切れていた。パンクしたまま引き返した。 |
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ペダルとボトルだけを交換して、別の自転車(チューブラータイヤ)で再出発。ところが、これもパンクした。交換して帰ってきた。2年間パンクとは無縁だっただけに、一日で3回もパンクするなんて、今日は乗るなというメッセージだったかもしれない。 |
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さて、平日、通勤には自転車を使っている。この時期、会社に着いてもなかなか汗が止まらないのが難点である。通勤距離は約10q、30分くらいである。乗っているのはBD−1。ロードレーサーの方が時間は稼げるのだが、あえて小径車である。理由の一つには、ロードレーサーだと早く走らねばという意識がある。別に早く走らなければならない事はないのだが、ちんたら走っているロードレーサーってかっこ悪いと思えるし、普段着では乗りにくい。それでも、結構、それなりに走ってしまう。 |
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前方に少し早い高校生が見えたら、無意識のうちに速度をあげてしまうし、抜いたら抜いたで、追い越した速度を維持してしまう。先頭集団からちぎれてしまった時、更に前方に同じような選手を見つけたら、つい追いかけてしまう。そんな自転車乗りの悲しい性である。 |
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また、毎日、通勤していると、いつも会う高校生やサラリーマンがいる。お互い妙に意識し始める。相手がこちらを意識するや相手が少し速度を上げる。それを見逃さずこちらも少し速度をあげる。朝っぱらから汗をかく必要もないのだが、妙なバトルが続いていく。それにしても、歩道は走りにくい。段差だけでなく、狭くなっている所も多い。集団通学の小学生もいる。そんな場合は車道を走ったりするが、左端は砂やゴミ、凸凹等、路面にリスクがある。 |
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それでも、相手を抜かなければならない。場所によってはBD−1で1分間のタイムトライアルをしなければならない。かくして、朝の通勤バトルは今日も続いていくのである。 |