新年が明けた途端に寒波である。イタリアからのカンパは歓迎だが、シベリアからの寒波はいけない。大晦日にクルマで温泉に行ったが、阿蘇は雪だった。さすがに自転車で走っているサイクリストはいないと思っていたら、いた!一人だがバッグを積んだツーリングの人とすれちがった。そういえば昔は暮れから正月にかけて走っていたなぁ等と想い出した。 |
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さて、初心者へのアドバイス。おすすめの自転車を出して、またがってもらうのだが、その時によく言われるのが「サドルに座ったら地面に足がつきにくい」という事である。心配はいらない。スタート、ストップの時はトップチューブにまたがればいい。レース等の写真やビデオを見てもらえればわかるが、誰一人けんけん乗りをしている選手はいない。 |
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それに一番肝心なのはペダルを踏む位置である。足の親指の付け根にぐりぐりがある。ここをペダルの中心(軸の上)に乗せて踏むことである。街中を走る人たちを見ていてもつま先で踏んでいる人、土踏まずで踏んでいる人、いろいろいる。はっきり言って、このような人達で上手い人はいない。先ずは意識してペダルを踏んでみることである。今持っている自転車でも練習できる。 |
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それを会得したならば、後はサドルの高さである。クランクをシートチューブの延長線上にもってきた時、膝が少し曲がる位置にサドルをセットする。これで少し乗り込んでいけばいい。少し上げたり、下げたりしていくうちに、自分に合った高さが分かるようになる。 |
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これらの事は各種の雑誌等にも書いてある。書いてあっても、最初は止まる時につい、足を地面に着きそうになったりするし、いつの間にか土踏まずでペダルを踏んでいたりする。これは意識して直すしかない。しばらくはつらいだろうが、早い人で2,3日、遅い人でも一ヶ月もたてば身につくようになってくる。 |
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もし、スニーカーであれば、ストラップを緩めた状態でのトークリップを使えばペダルを踏む位置の練習にはなる。足を抜く時につい、横方向に足を動かそうとして転倒する事もあるだろうが、それも練習。速度が落ちている時だから怪我はほとんどしない。かっこいいサイクリストになるためにはそれなりの練習も必要である。 |